● 撮影日2022年9月、設定(SS 15.0秒、F9.0、ISO200、焦点距離45mm)
こんにちは!夜景写真家のfabrik_view ( @hom_fab )です。
先日久しぶりに雷写真を撮影したところ、雷がスカイツリーに落ちている写真を撮影できました。今回簡単ではありますが、雷写真と撮影方法について紹介したいと思います。
☆☆☆ 本記事では雷の撮影方法を紹介しています。屋外からの雷撮影は控え、屋内から撮影しましょう。☆☆☆
【撮影に必要な機材と条件】
◆機材
・三脚
・シャッタースピードの調整が可能なデジタルカメラ(広角レンズを推奨)
・レリーズ
・NDフィルター(必須ではない)
◆おすすめ条件
トップに掲載したスカイツリーに雷が落ちている写真は現在住んでいる板橋の自宅から撮影しました。撮影条件は以下の通りです。
・撮影者と被写体の間に雨雲がないこと(被写体の背後のみに雷雲がある)
・視界が広く、建物で遮られないこと。
撮影者と被写体の間に雨雲(雷雲)があると視界が曇るために被写体は見えなくなります。
そのためエリア全体で雷が落ちているケースではなく、部分的な雨雲の方が成功確率が上がります。
雷雲の動きについては、Yahoo天気予報アプリの雨雲(雷)レーダーを活用しています。
雨雲レーダーをタップして、アイコン「雷⚡」をタップすると雷レーダーに切り替わります。
2020年撮影。全国工場夜景フォトコンテスト入賞作品。
こちらは雷と川崎の工場夜景の写真で、雷は工場の真上に落ちているように見えますが実際に雷が落ちているエリアは都内の北から千葉エリアと相当な距離があります。
錯覚で雷が工場の上に落ちているように見えます。
このようにコラボレーション写真を狙うには対象の被写体と雷が一定距離とれていると撮影しやすくなります。
● 撮影日2022年9月、設定(SS 8.0秒、F10.0、ISO200、焦点距離45mm)
トリミング後。撮影時は雷がどこに落ちるかわからないため、できるだけ広角で撮影し、撮影後にトリミングします。
スカイツリーの高さ497mm地点にあるゲイン塔の根元にはスカイツリーの落雷の電流を計測するロゴスキーコイルという装置がついているようです。
スカイツリーは東京タワーと比較して雷の落ちる頻度が多く、平均して年に10回ほどは落ちるため計測の機会があるようです。
いかがでしたしょうか。当ブログでは都内のおすすめの展望スポットやマニアックな夜景スポットも紹介しています。
他の記事もぜひご参照頂ければ幸いです。
【参考文献】
◆ 一般財団法人電力中央研究所
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