【Instagramアルゴリズムの検証:新規フォロワー獲得にリール動画が最適って本当?】
- fabrik_view
- 10月9日
- 読了時間: 3分

Instagramにおいて新規フォロワーへのリーチにはReelsが最適であるというのが定石となって久しいですが、今回は改めてInstagram公式の見解と実践を通じて検証しています。
Instagramアカウントはこちら:https://www.instagram.com/fabrik_view/
まず、25年8月1日にInstagramが公開した【creators <https://www.instagram.com/creators/> 】の投稿で、以下のように定義しています。
■ 新規ユーザーのリーチに最適な手段: Reels
■ 新規ユーザーおよび既存フォロワーへのリーチ:カルーセル
■ 既存フォロワーへのリーチ:写真単体(Single Photos)の投稿 / Stories
■ ロイヤルティファンのエンゲージ向上:Lives / Channels
以下のリンクを参考に作成。リンク先の出典わかりやすい図解が投稿されています。
フォロワーへリーチするにはReelsやカルーセル(複数の写真)投稿が有効ということです。
Meta公式が発信している内容であるため、この傾向値は間違いありません。Horizontal Reels(横型ショート動画)が機能実装されたショート動画のフォーマットもどんどんアップデートされています。
ただ、これを受けて「新規フォロワー獲得にはReelsだ!」と一本化するのは少し早計かもしれません。
私が運用している風景写真アカウントでも、Reelsのトライを重ねてきましたが十分なリーチは得られませんでした。理由はシンプルです。私にとってSingle Photoが得意で、ショート動画制作の経験値が浅いからです。
伸びないリールと比較して、Single Photoの投稿がフォロワー外へリーチが急増(20万リーチ、6,000いいね)するなど、最近時に多くの方に見て頂くことができました。
リーチ数増加の要因は「おすすめ」であるタブ(フィード/発見など)に表示されたことに起因します。
全てのSNSプラットフォームでは「おすすめ」コンテンツが重要視される傾向が強くなっており、おすすめされるには各プラットフォームがスコア付けするポイントを高めることが重要です。Instagramではその傾向値を「Signals」と名前付けしています。
私の投稿では1週間ほど経過して、「Signals」が蓄積したためリーチ数が急増しました。
投稿から1日が勝負のThreadsや、2日が勝負のXとは大きく異なる点といえるでしょう。
私のSingle Photosのメイン流入元は「フィード」で、フォロワー外のリーチが98%を占めました。ショート動画が独占する「発見」ではなかったことはハイライトの1つです。なぜなら、Instagram公式の発表では「フィード」は既存フォロワーへ有効と記載されていますが、私のアカウントでは新規フォロワーへリーチしていためです。
参考まで新規アカウントへのリーチは主に以下の要素で構成されています。
【フィード / 発見 / プロフィール / 検索】
よく聞かれるハッシュタグの有効性についてですが、Metaがハッシュタグを重要視している傾向はみて取れなかったためハッシュタグはつけていません。
【Reels動画はアルゴリズム上「発見」タブなどに乗り新規フォロワー獲得に有効であるが、自分が得意としているコンテンツフォーマットで勝負】することの方がアカウントの継続性の観点で見ても価値があると考えます。
SNS戦略策定にあたり欠かせないSNSアルゴリズムですが、アルゴリズムは時代の流れで変化するものです。トレンドを押さえつつも、自分(自社)が得意としているコンテンツの発信にはしっかり軸を持っておくとよいでしょう。
※当ブログの情報は私個人のSNSアカウント運用実績に基づく見解です。
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