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【美しい世界の産業遺産】ドイツ、フェルクリンゲン製鉄所の撮影記


こんにちは!夜景写真家のfabrik_view ( @hom_fab )です。


工場ファンや廃墟ファンからも人気の高いスポットで、私はライン川流域の産業スポットを探してた際にフェルクリンゲン製鉄所の存在を知りました。


今回はフェルクリンゲン製鉄所へ訪問した際のルート、費用、そしてスポットの感想を写真を交えて紹介します。


■この記事でわかること


・フェルクリンゲン訪問の準備・アクセス方法
・チケットの購入方法
・現地の雰囲気

フェルクリンゲン製鉄所は産業革命の絶頂期に建設された多くの製鉄所がある中、1994年に初めて世界遺産に登録されたモニュメントです。


産業革命期の興隆を支えた一方、強制労働や劣悪な労働環境の場として「発展」の光と影を残す場所として歴史的価値があります。


それと同時に若手の作家たちがアートを自由に表現する場として、エリアには絵画や現代アートが多く展示されています。


■電車での行き方


フランスとの国境沿いに位置しています。

そのため、ミュージアム内の案内もドイツ語とフランス語がメインで英語の表記は少なかったです。


ドイツ国鉄のアプリ「DB Navigator」をインストールすることを推奨します。

上記のスクリーンショットはアプリを使用して撮りました。


事前に往復チケットを予約すると割安になるだけでなく、電車の遅延情報をリアルタイムでアプリ・メールで通知をくれます。


5ー10分の遅延は日常茶飯事なので、電車が遅れたときに慌てずにすみますので前日にはチケットを購入しておくようにしましょう。


私が訪れた2022年11月はManhaim - Volklingen往復チケットの価格は25ユーロ(3,500円ほど)でした。


フェルクリンゲン最寄り駅の一つであるManheimからでも1時間50分、フランクフルト中央駅からは2時間30分かかりますのでほぼ1日がかりの日帰り旅行になります。




フェルクリンゲン駅のプラットフォーム。電車から降り立つとすぐ見える圧倒的存在感の製鉄所。



■入場チケットの購入方法と散策の仕方


フェルクリンゲン製鉄所のチケット販売所入口。


*駅を出てから左手に進み、坂を下ると製鉄所の入り口があります。しかし、チケット販売所は車道を超えた向かいにあります。駅からは歩いて8分ほどで到着します。


チケット購入後に再度道路を渡り、フェルクリンゲン製鉄所に入館します。


上のGoogle MapBISTROB40と書いてある場所は、チケット購入後の製鉄所の入り口です。まずは赤いマークがついているチケット販売所に向かいましょう。


チケットの金額は公式サイトをご参照ください。17ユーロ(2,400円)ほどです。

https://voelklinger-huette.org/en/your-visit/#e5


通常のStandardチケットを購入しようとしたところスタッフから「電車できましたか?」と質問され、そうだと答えると2ユーロ割引されました。


環境保全の面から電車での来場は割引されるのかもしれません。


チケット販売所から道路を跨いで、向かいの入り口に入り100mほど進むとヘルメットを受け取れます。




階段で展望台を上がる場合はヘルメットは必須です。


実際、階段はかなりスリリングな造りになっているためヘルメットを付けたほうが安心です。


フェルクリンゲン製鉄所内のマップは以下の公式サイトから見ることができます。

https://voelklinger-huette.org/assets/downloads/lageplan-voelklinger-huette-2021-12.pdf


溶鉱炉や工場内部の散策エリア、歴史を学ぶシアターエリア、アートや廃墟をまわる「Paradies(楽園)」の3つのポイントから成り立ち、すべてをじっくり鑑賞する場合は4時間ほどかかるコースです。


まずは製鉄所内部の様子や展望台をみることができるMollerhalleエリアを散策しました。

製鉄所の溶鉱炉。工場ファンにはたまらない絶景が迎えてくれます。


展望台からはSaarstahl LD Stahlwerk(ザールスタール鉄鋼社)が稼働している様子も眺めることができます。


Paradiesエリアの象徴KingKong。このParadies(楽園)エリアは意図的に自然も自由に生い茂っている状態にされているため廃墟のたたずまいです。


産業発展の力強さが自然に包まれていく姿に情感がわきます。


訪れたのは平日ということもありましたが、とても空いていましたのでゆっくり散策することができました。




■その他の写真まとめ

自然と一体化する高炉。天気はあいにくでしたが、11月のため木々は綺麗に紅葉していました。


楽園エリアから。



ライン川沿いでは廃工場が公園になっているデュイスブルクやツォルフェアアイン炭鉱業遺産群等もあり、次回ドイツに来るときはぜひ訪れてみたいです。


最後に....

フェルクリンゲン駅はターミナル駅と異なり比較的小さな駅ですので、小さなキオスクが1-2件ある程度です。そのためランチ場所を探すのに苦労すると思います。


訪問する際は事前に行くレストランを決めておくか、キオスクでサンドイッチを購入する程度の意識で行くとよいと思います。


【参考文献】

■ World Heritage Site Völklingener Hütte (公式サイト)

https://voelklinger-huette.org/en/home


■Völklingen Ironworks (UNESCO公式サイト)

https://whc.unesco.org/en/list/687/

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