Twitterでバズる写真の傾向【フォロワー増加数・インプレッション・波及効果を解説】

更新日:4月9日


私は仕事で広報代理店いわゆるPR会社で働いており、写真はライフワークで行っています。


PR会社とは、広報部のない会社・広報体制を強化したい企業から依頼を受けてメディア向けイベント(記者会見、取材、プレスリリース、SNSなど)の運営を行います。


その職業柄もあり、かねてから「バズる」という現象を分析したいと考えていました。


幸運なことにこの2019年後半から2020年前半にかけて約半年でバズるという体験を3回することができましたので、これらの体験をもとに「どのような写真を投稿したツイートが伸び、どのような結果をもたらしたのか」をみていきます。


「バズ」といえるRTといいね数は?
バズった投稿の傾向と分析
オンラインメディア・テレビ放映などに波及する
バズったことで得られたものは? 

「バズ」といえるRTといいね数は?


まず、どの程度のRT・いいね数を超えればバズるというのでしょうか。様々な考え方や定義があり、個人的な意見になりますが 「誰がつぶやくか」、「どのようなトピックか」で要件は変わります。


写真投稿においていうと以下の数字をマークするとインプレッション数(フィードに表示された回数)も200万を超えはじめ、単純計算で全アカウントの数パーセントには目が付く投稿となる可能性が高いので「バズ」といってよいと思います。


・バズ:RT数1万以上


この約半年感でRT数1万、いいね数6万を超えた投稿が3回ありました。これを投稿別にスコアをまとめると以下のような形になります。


■ ジャンクション


■ 夕暮れの電線


■ テレニャーク (テレワーク+ 猫)


【スコア】*スコアは時間の経過で変動します


ジャンクションの写真はテレニャーク(テレワーク+猫)写真よりもRT数が半分以下なのにインプレッション数はテレニャークよりも高くなっています。


単純計算でいけば、RTが倍の場合インプレッション数も倍近くになるはずです。それどころかジャンクション投稿よりも低くなっているのには「#ハッシュタグ」の活用が影響しています。これはなぜでしょうか。


ジャンクションの写真4枚につけたハッシュタグはトレンドとして伸びていた「#誰も羨ましがってくれない自慢」を付けました。このハッシュタグを付けたことにより多くの目の方につきRTされ、それによりハッシュタグ内で「話題のツイート」上位に上がり更に多くの人の目に入りました。

※インプレッションは「表示された回数」、リーチ(表示したアカウント数)とは異なります。


バズった投稿の傾向と分析



つまり、RTされなくてもハッシュタグそのものがトレンドに入っているため、自動的に多くの人の目に触れ「インプレッション数」は増加していきます。


当時の私のフォロワー数は500名前後だったと思いますが、拡散した背景にはハッシュタグが有効に機能したと言えます。それ以前にジャンクションの投稿をした際にはこのようにツイートが伸びることはなかったため、ハッシュタグのお題に乗り、多くの方の目に留まったことがポイントだったと言えます。


それでは「夕暮れの電線」写真は、ハッシュタグを使っていないにも関わらずなぜジャンクションの3倍以上のリツイートがなされ、ここまでツイートが伸びたのでしょうか。


私的な考えとしては「日常の被写体でありながら、非日常性があった」こと、またサイバーパンク調 /アニメテイストの強い要素があったため、Twitterユーザの属性とマッチしたのではと思っています。


「非日常性」を具体的にいうと「夕焼けと電線のある光景はよく見るけど、すごく密集した電線と夕焼け見られる場所ってありそうでない」という点です。


もちろんこういった要領がわかっていても、また改めてこのような写真が撮れるかというとそれは全く別の話で、再現性のある反響を得られる写真を撮れるかは今後の自分の努力と運次第です。



テレニャークの投稿では「時勢に合っていた」ことがポイントです。この写真はコロナウィルスの発生に伴い、テレワーク勤務が話題になっていたタイミングに投稿されました。特に狙ってこのタイミングで投稿したわけではなく、勤め先の会社がテレワークを実施していた中で偶然投稿しました。


そして猫という人気トピックをカバーするメディア媒体が豊富にあったこともツイートが伸びたポイントとなりました。


ネコちゃんホンポ、Hint-Pot、ねとらぼ生物部などは動物やペットをカバーしており、猫が人気のコンテンツであることから記事化される傾向が強かったと言えます。


【バズるきっかけの2パターン】

テレニャークだけ増加フォロワー数が少なかった理由


ジャンクションと夕暮れの電線写真は、テレニャーク写真に比べて「比較的専門性があった」ことがポイントだったのではと思っています。テレニャーク写真は誰でも撮影ができる一方、他の2投稿の写真の撮影にはいくつかの技術が必要となります。



オンラインメディア・テレビ放映などに波及する


Twitterで一定数話題にあがるとオンラインニュースメディアから記事化の依頼が来ることがあります。Twitter内だけでなく、オンラインで記事が掲載されることにより、多くの人に見て頂く窓口が多くなります。


SNSの話題を取り上げるオンラインニュースとしては、マイナビニュース、ねとらぼ、Jタウンネット、grape、Fundoなどがメジャーなメディアとなります。これらのオンラインニュースメディアからはyahoo news、livedoor newsといったポータルサイトへ転載されます。もちろん転載数は媒体毎によって異なります。


まとめサイトではツイナビ、NAVERまとめサイトなどがあります。タイミングによってはテレビ番組にも紹介いただけることがあります。テレビ番組でも2番組で紹介いただき、猫コンテンツには普遍性が高いことがうかがえました。


バズったことで得られたものは?


元々インスタグラムやFacebookのみに写真を上げていましたが、Twitterを始めたことにより今まで経験したことのない様々な体験をすることができました。もっとも印象的だったのは、夕暮れの電線写真が伸びた際にTBS、「あさチャン!」にて2分20秒程の尺で放映され、電線写真だけでなくその他の作品もたくさん頂けたことです。


Twitterを始めていなかったらこのような経験をすることはずっとなかったと思います。


またTwitter独自の拡散力の高さにより、多くの方に反応やコメントを頂けたことも非常にうれしかったです。その他にも複数のメディアに取り上げて頂いたことで個展を開催する自信にもつながりました。

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