先日は久しぶりに川崎の千鳥町に行ってきました。川崎工場夜景の定番ともいえる場所で東扇島、浮島、水江町と並び人気の高い場所の一つです。初めて工場夜景を撮影の際は千鳥町という方が多いのではないでしょうか。ファイナルファンタジー感といいますか、近未来感あふれる写真が撮影できます。
川崎駅で友人と待ち合わせして、JR川崎駅の東口(ショッピングモール、ラゾーナ川崎のある西口とは逆)のバス停に向かいます。バス停は多くの路線があるので、事前に乗るべきバス停は調べておきます。市バス(東扇島循環、川05)に揺られること20分ほどで目的の日本触媒前バス停に到着します。
■バス路線図
第一の撮影スポットは千鳥橋です。こちらの橋は景観がひらけており、南西にある水江町まで遠望することができます。トラックの往来で橋が揺れるため三脚の設置が難しく、撮影向きではありませんがこの場所から眺める夕焼けはとても美しいです。ここでまずは夕焼けを眺めてから、千鳥町の夜景を撮るのが好きです。
*橋から対岸の東亜石油方面を遠望
*羽田空港が近いので飛行機も低く飛んでいる
夕日もくっきり見えました
日も沈んで暗くなってきたところで第二の撮影スポット日本触媒前に移動。こちらからは日本触媒、東亜石油(要望遠)の撮影ができます。観光バスが止まったり、ドライブ、ツーリングなどで多くの人が訪れます。
*光跡とのコラボが映える日本触媒前
目の前のタワークレーンとの組み合わせが格好いい日本合成樹脂株式会社
一通り撮影をし終えて次は、別の撮影スポットである浮島にでも行こうかと友達と話をしていると「あれ、今向こうの方光りませんでした?雷じゃないかな」日本触媒の方を指しました。私は「えっフレアスタックじゃないですか」と返答していたのですか、確かに光った気がする...
しばらく眺めていると確かに何回か光り、ゴロゴロという音が...!!! こうなると予定変更です。4年間工場夜景を撮影していて雷とのコラボはいまだに撮ったことないし、いったいどんな画になるんだろうとテンションマックスでひたすら工場と雷を撮影しまくりました。
それにしても長時間露光 + インターバル撮影の設定に変えようとしますが、普段インターバルはあまり使わないため、もたもたしてしまいます。
何とか撮影を開始しましたが、大きな稲光が出たタイミングにカメラがポーズするのでやきもき...それでも40分ほど雷雲が遠くにいくまでに何とか数枚をカメラにおさめることができました。
今思うとこの夕焼けでオレンジに染まる巨大雲が雷雲だったのかもしれない
ついに撮れた工場夜景と雷....!!!
当初の予定とは変わりましたが思いもよらなかったシーンと出会えた今回の工場夜景撮影。
新たな境地も開けたので、今後もいろいろな自然現象と組み合わせた写真を撮っていきたいです。
最後に...工場夜景を撮影しに行くと立ち入り禁止エリアや敷地内に入る方を散見します。意図せず入ってしまうこともあると思いますが作業者の方の邪魔にならないような撮影ができるといいですね。
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